迷いは消えた
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- 的中率
- 24%
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- 回収率
- 74%
細川記者
7平原は今年1年をかけてスピード化の進む現代競輪に対応しようとさまざまなフレームを試しながら戦い抜いてきた。前回の四日市記念は連日、首を傾げるシーンが目に付いたが今年最後のG1を前に迷いは消えた。欠場を余儀なくされた盟友の武田豊樹の分まで相性良い大会で大暴れする。
「京王閣記念もそこまで良くなかったけど、前回は悪すぎた。スピードに乗ってしまえば進むけど、初速が悪い。自分が思ったタイミングで踏んでも3テンポくらい遅れて自転車が進む感じだった。気温も差がったのもあると思いますけど、このままじゃダメだと思って。宮杯、久留米記念と使っていたフレームに戻します。練習では1回しか乗らずにここに送ったけど、感覚は良かったし前に乗っていたフレームなので違和感ないので」
7平原の番手を得たのは南関地区の1松谷。驚きと喜びを隠せずに終始上機嫌だ。
「まさかって言うかウソでしょって(笑)戦ったことはあるけど、まさか付けられる番組とは。付けて見たかった選手の一人なので嬉しい限り。今まで人の後ろを回って口が空いてしまったことはあっても離れたことは一度もない。でも平原なので少し失敗ですけど、おそらく大丈夫。チャンスを生かします」