地元の意地で優参
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- 的中率
- 22%
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- 回収率
- 43%
細川記者
地元記念に全身全霊を注ぐ5山田がS班9清水に前を託して準決突破へ集中力を研ぎ澄ませる。
「初日はちょっとって感じでしたけど、自分の中では2日目の感触は良かったので少しほっとしました。準決は裕友と一緒になるかなって思っていたので嬉しいですね。過去に連係もありますし、1着を取らせてもらっている。決勝に乗らないことには優勝はないので、しっかりと援護して決勝に上がりたい」
男気のある9清水は地元を背に人肌脱ぐ覚悟。メンバーを見るなり慌ただしく検車場で作業を行っていた。
「正直、どっちのフレームにも良さはありますし、どうしようか迷っていたんですよね。でもヒデさんと一緒なら少しでも感触の良いフレームじゃないとって思ったので、桜花賞からの新車じゃなくて、全日選からウィナーズカップまで使って優勝したフレームに戻します。責任のある位置なのでしっかり。競輪祭の時は自分が沈んでしまったので今度こそ2人で決めたい」
9清水が2日目の様に強気な仕掛けで別線を封じれば、5山田が好援護から抜け出して決勝進出を決める。