黒瀬浩の特進レース

　1黒瀬がとうとう８連勝。Ｓ級特進へ王手を懸けたとなれば狙わないわけにはいかない。準決は包囲網を敷かれて５番手からの仕掛けとなったが、逃げる安藤直希、番手で精いっぱいの仕事をした藤木裕ら３車そろった京都勢を全く寄せ付けることなくまくりで快勝した。本当に落ち着いてる印象だったし、ここも遠慮なく勝つレースで決着を付ける。二手に分かれた近畿勢には一策ありそうだが、真っ向勝負を挑んできそうなルーキー7谷内をねじ伏せて勝ち切る。ガード役の3増原が決勝も相手だが、単騎で一発を狙う2角はやはり不気味。準決は目標不発でかろうじての3着だったが、自分でやった方が魅力的ではある。広島コンビの後ろで脚を溜めるか、中団キープでまくりに構えそうな1黒瀬の仕掛けに合わせて踏み出せれば一発十分。一方、穴で魅力的なのは復調なった感がある地元の6吉田。