泰然自若の強さを目指して
-
-
的中率
的中率 1位
- 44%
-
的中率
-
- 回収率
- 87%
細川記者
初日特選の1古性は走る前から覚悟を決めていた。松阪記念の初日特選、決勝で敗れている郡司浩平に対して、近畿地区で同じように負けるわけにはいかなかった。初日からシビアな走りをしてでもライバルを攻略して白星をつかみ取ろうと総力戦で挑んだ。
「松阪記念のこともあるんで。やっぱり(郡司をこのまま)勢いに乗らせるわけにはいかない。やられたらやり返すしかないですし。あの位置を極力動かずに、違反点をつけずに取り切ることを意識していました。動かずに、空気感であの位置が取れたら、自分の技術的なレベルアップにもつながると思ったので。(番手を取り切ったあとは)あのまま切り替えていってそのままの勢いでまくれれば良かったんですけど。判断はできているけど、重たかったですね。この前、村上(義弘)さんとごはんに行って。〝木鶏〟っていうお店に連れて行ってもらったんですけど。意味を調べら格好いいなって。自分もそういう選手になれるように」
二次予選は久々の連係となる4南の番手回り。ライン3番手を地元の7山本が固める盤石の布陣を形成した。
何にも動じず、相手を圧倒する。〝木鶏〟と呼ばれる最強の闘鶏のような走りを目指す1古性が、戦況に応じて最小限かつ最善な立ち回りで、見ているファンを魅了する。