地元で魅せた山賀雅

山賀雅仁
山賀が機敏な立ち回りを見せて地元の牙城を守った。号砲が鳴り各車けん制の後、石毛が誘導員を追う。山賀を迎え入れ地元勢が前受け。中団は山本―平沼、金子―相川―河村―芦澤―河野の長い関東勢は後ろ攻めの並び。青板のバックで金子が上昇して誘導を斬ると、待ってましたと山賀は番手で粘り金子後位は赤板から併走に。相川も外で踏ん張って、併走が続いたまま最終周回へ。後方の山本が満を持してアタック。しかし、金子がペースを上げると不発に。長く続いた併走も1センターで相川が力尽き決着。すると、芦澤、河村の順で自力に転じるが、こちらも車が出ず。直線に入り、粘る金子の後ろから、競り勝った地元コンビが抜け出してワンツー。山賀は6月に怪我から復帰してからの初優出で、13年別府以来のVをゲットした。