吉村和が鋭脚見せⅤ

吉村和之
吉村が13年5月前橋以来のⅤを飾った。号砲でけん制の後、新井が誘導を追う。楠木を迎え入れ、新井後位には伊藤が続く。以下は元砂―三谷―吉村、山本―福島―鈴木の並び。青板4角から上昇の山本が2角で前に出ると、その上を元砂が叩き打鐘から先行策。山本は元砂ラインを受けて4番手を確保し、楠木は7番手の一本棒で最終ホームを通過。楠木が1センターから反撃を開始し、山本も2角まくり。しかし、車間を切って備えていた三谷のブロックを3角で受けて山本は止まり、外を踏んだ楠木も行き切れない。三谷は2センターから車を持ち出して抜け出しを図るが、続いた吉村がゴール前であっさり交わして1着。さらに、楠木ライン3番手だった伊藤が2センターで内に降りると、直線では三谷と吉村の中を割りながら2着に突っ込む。