• 松山競輪場FⅠシリーズ2/28〜3/1

SV FⅠ 松山 03/01

坂本健が差し脚を発揮

坂本健太郎

坂本健太郎

 北津留がスタートを取り、初手は北津留―坂本、金澤―飯野―森田、椎木尾、藤田―朝倉―阿部の順で並んだ。動きがあったのは青板周回の2センターから。まずは藤田が上昇し、赤板で北津留を押さえていく。さらに藤田は2角で誘導を切って先頭に立つと、北津留は車を下げた。すると今度は金澤が打鐘で叩いて先頭が入れ替わり、椎木尾がこれに続いて藤田が中団の5番手。引いた北津留は8番手に置かれてしまう。金澤はペースを上げて主導権を握り、最終ホームを一本棒で通過。その後、番手の飯野が大きく車間を斬って援護し、藤田は前との車間を詰め切れず大勢は決したかと思われた。しかし、北津留が2角からスパートすると、対応の遅れた飯野を尻目に異次元のスピードで前団をひと飲み。最後はこれを坂本が鋭く差し切り優勝した。

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