佐藤和が強敵を撃破

佐藤和也
好調な佐藤が殊勲の星。冬期移動先の当所で嬉しいS級初Ⅴを手にした。号砲で佐藤が出てスタートを取る。小橋、荒澤が続き前団を形成。以下は、単騎の後藤、吉田の後位は山下―山口と五十嵐―川崎で初手から競りとなる。33らしく青板周回でレースは動く。吉田が勢い良く踏み込み、3角から主導権を握る。一方、車を下げた佐藤は仕掛ける機会を伺うと、打鐘からロングスパート。ピッチを上げた吉田と激しい踏み合いに発展する。小橋は佐藤に踏み出しで遅れ、五十嵐に競り勝った山下もハイペースに吉田との車間が空いていく。これで完全に吉田と佐藤の力比べに。最終バック前にまくり切った佐藤に、吉田が意地の踏み直しでゴール前迫るが、佐藤が押し切った。3着は山下を捨て前を追った山口、小橋も自力に転じるも4着まで。