• 松山競輪場FⅠシリーズ6/12〜6/14

SV FⅠ 松山 06/14

新山響がまくり一閃

新山響平

新山響平

 人気の北日本コンビが前で受けて、周回は新山―伊藤―杉森―濱田―溪―野原―北川―高久保―三宅の並び。
 青板2センターから高久保が上昇開始。新山も合わせる素振りを見せるが、高久保はホームから誘導員を下ろして新山を下げさせる。すかさず追い上げて一度は3番手に割り込んだ杉森だが、高久保がペースを上げないと見るや打鐘から地元2車を連れて飛び出す。そこを4コーナーから野原が叩きに行き、杉森、野原で激しいモガき合いに。前の動きを冷静に見ていた新山は1コーナーから反撃開始。103期両者の意地の張り合いを尻目に豪快にまくり切ると、4コーナーからは番手の伊藤をも置き去りにする踏み直しで優勝を飾った。離れながらも何とか食い下がった伊藤が2着。野原との争いを制して3着に粘った杉森も力強かった。

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