松岡貴が好機を逃さず

松岡貴久
好調な松岡がF1戦を今年初制覇。号砲で小倉が出て、松岡―小倉で前団。以下は松谷―佐藤、山本―池田良、横山―池田勇―朝倉。青板2センターから横山が上昇。山本、松谷もと合わせて各ラインが一斉に動き出す。松谷を制した山本が横山も阻んで主導権。横山は外併走からすぐに叩きに行くが、山本は突っ張って出させない。打鐘過ぎに横山が後退すると、池田勇が自力に転じる。山本はこれも最終1センターまでに突っ張り切るも、余力は僅か。展開は後方の松岡に向いた。池田勇が下がるのと入れ替わりに大外をまくり上げると、小倉を連れて3角で前団をひと飲み。最後は小倉のハンドル投げも堪えて押し切った。一方、3番手を確保した松谷だったが、終始、外が被って、2センターからようやく踏み出すも離れた3着確保がやっと。