落車で大波乱の結末

内藤宣彦
決勝は3連単33万円超の大波乱に。初手は松岡―笠松―加藤の西日本トリオが前団、近藤―望月の千葉コンビ、単騎の森田、小原―東の神奈川コンビと続き、こちらも単騎の内藤が最後方で周回。青板2センターからまず南関別線の小原が上昇。近藤もこの動きに続くと、松岡は車を下げる。打鐘前から先行態勢の小原に対し、イン松岡、アウト近藤で4番手争い。最終ホーム前から近藤が仕掛ける中、内の松岡が気になったか望月がバランスを崩し落車。松岡、笠松が巻き込まれる。近藤は3番手外で踏ん張るが、東のけん制もあり2センターで終了。しかし、最後方6番手から踏み出した森田がその外をまくり迫る。すかさず東も番手まくりで応戦。両者の一騎打ちか。が、終始神奈川コンビの後ろで脚を溜めていた内藤がゴール寸前突き抜けた。