齋藤が細切れの乱戦を制し、約１年半ぶりのＶを飾った。初手は上野―田中、坂本―齋藤―佐藤、野原、松岡、川口、小川の並び。青板２センターから川口が動く。その上を野原が押さえた打鐘前で、松岡が大ガマシに出る。一旦引いてから上がってきていた坂本がこれを追うと、ジワジワと車間を縮めて松岡をバック前で捕らえる。一方、ホーム８番手から踏み上げた小川に合わせて２角まくりの野原は不発。小川もバックから空いた内に斬り込んでいくも番手の内でコースが詰まる。最後は坂本マークの齋藤が追い込んだ。