まさかまさかの大波乱
本格先行不在の決勝は大波乱の結末に。近藤―望月―土屋、高原、伏見、西村―舛井、池田―榊原での周回。赤板2角で動いた西村が打鐘で前団を押さえて先頭に立つ。そのまま中国コンビが続き、南関勢は車を引く。西村が先行態勢に入る中、近藤が1センターからまくる。近藤はけん制を受けることなく前団に迫ると、2センターで西村を捕らえた。しかし、望月は3角で切り替えてきた池田に踏み遅れ、その池田も舛井に弾かれる。押し切りを図る近藤だったが、寸前で舛井が逆転し、デビュー24年でS級初Vを飾った。