絶好機逃さず松岡健
雨谷―後閑―志村、山賀―近藤、新山、伊藤―松岡―笠松で周回。後ろ攻めの伊藤は青板3コーナーから上昇を始めるが、合わせて動いた山賀が赤板前から誘導員を下ろす。伊藤は雨谷を内に封じ込めると、打鐘前から一気に踏み上げて主導権。雨谷は7番手に置かれてしまう。伊藤が休まず飛ばしてタテ長の隊形となる中、ホーム手前から雨谷が反撃。雨谷は好スピードで中近勢に迫ったが、2角で松岡―笠松がブロック。それでも踏み止めない雨谷に対し、合わせて松岡が番手まくりで止めを刺した。雨谷に、次いで後閑も外に浮いて後退。バックで出切った松岡―笠松の後位が山賀と志村でモツれたが、山賀が確保。そのまま直線に入り、迫る笠松を振り切った松岡が昨年11月岐阜に続き、近畿2段駆けの絶好チャンスを逃がさずVを飾った。