好位を確保から吉田敏
鎖骨骨折から復調途上にも吉田が底力を発揮。今年のF1戦初Vを果たした。吉田―西村、内藤、根田―山本―山田、元砂―三谷―紫原から青板バックで元砂が上昇。元砂は根田の外で併走してけん制の後、2角で踏み込んで打鐘手前で先手を握る。吉田がすんなり中団を確保し、7番手に根田の態勢で一本棒となり、これを確認した元砂はホーム手前からスパート。元砂のペースに、根田のバック7番手まくりは不発。だが、大きく開けた車間を詰めて2センターから吉田がまくり追い込みで襲い掛かる。ゴール手前で番手絶好の三谷が抜け出すも、その外を吉田が逆転。