チャンス逃さず志村太
絶好の展開をモノにした志村が15年10月函館以来、2年9カ月ぶりのVを飾った。初手は、松坂―高木、金子―志村―内田、山形―山中、小松崎―西岡で周回。打鐘手前で小松崎が上昇を始めると、これを制して先に金子が松坂を叩いて先行態勢に入る。小松崎は一旦6番手に入った後、1角手前か反撃開始。ジワジワと前団に迫るが、志村のブロックで勢いが鈍る。そこへ山中が自力に転じてまくって来て、挟まれる形になった小松崎は2センターで落車。結局、番手で有利に進めた志村が、ゴール前で金子を一気に交わしてV。内田が2着に続き、直線伸びた高木が3着に。