単騎でまくった川口聖
単騎の川口が、まくりを決めて15年11月松山以来のVを飾った。初手は、坂本―真船、竹内―三宅―濱田―青井、川口、野口―鈴木で周回。赤板手前から野口が上昇すると、中団の竹内も踏み上げて両者でモガき合いになる。打鐘で無理やり野口が先頭に立ったが、鈴木は三宅のけん制で離れていて、番手に竹内がはまる。それでも隊列を一本棒にて逃げる野口を、竹内は最終2角手前からまくりにかかる。しかし、中四国勢後位からまくった川口が、三宅の再三のブロックをしのいで竹内に迫ると、ゴール前で一気。竹内と三宅の間のコースを踏んだ濱田が2着に突っ込んだ。