藤根俊が優勝一番乗り
新鋭・藤根俊貴が113期で初めてF1戦を制した。初手は、藤根-内藤宣彦-阿部力也、伊藤裕貴-金子貴志-松崎貴久-舘泰守、桐山敬太郎-坂本健太郎で周回。青板バックから動いた桐山が、4角手前で藤根を押さえてハナに立つ。桐山ラインを追った伊藤は、藤根にフタをしてから、打鐘で桐山を叩いて先行態勢に。桐山は3番手に飛び付こうとするが、最終ホームで松崎とからむ。その間に、後方の藤根が一気に反撃開始。バックからタテに踏もうとした金子を上を、豪快にまくって先頭に立つ。北日本3車で出切って直線へ入ると、藤根がそのまま力強く押し切ってV。2着に内藤、3着に阿部が入り、ラインで上位独占を決めた。