坂本健太郎が久々の美酒
単騎の3選手はいるが、九州別線を選択した坂本健太郎、山田庸平の2分戦。前を取った坂本に対し、赤板前の2センターから上昇した山田はホーム過ぎに誘導員を下ろして先頭に立つ。この動きに柴田洋輔、大西健士が4、5番手で続くと、大西は打鐘前から内に切り込んで、3番手、さらに2センターから車を上げ、中村雅仁から番手を奪う。中村がホームで追い上げると、そこを目がけて坂本がまくり発進。合わせて踏み上げる山田をバックでとらえると後続を千切って16年2月松山以来となる優勝を飾る。1センターで柴田にからまれ坂本に離れてしまった加倉正義だが、粘る山田との踏み合いを何とか制して久留米ワンツーを決めた。