伊藤大が地元でS級初優勝
地元の伊藤大志が、一昨年4月久留米以来の優勝を飾った。初手は、黒田淳-西田雅志、菊地圭尚-伊藤-齋藤登志信、齊藤竜也、稲毛健太-山形一気-高原仁志で周回を重ねる。
青板の2センターから動いた稲毛が、黒田を押さえて先頭に立つ。4番手に単騎の齊藤竜が続いて打鐘。スピードを上げない稲毛に、対し、7番手の菊地は3角からスパート。最終ホームで主導権を奪って快調に逃げる。稲毛は車間を詰める勢いで3角過ぎから仕掛けるが、齋藤登のけん制もあってなかなか車は進まない。伊藤に絶好の展開が向くと、直線で鋭く伸びてVをゲットした。齋藤登が2着に続き、最終2センターから内のコースを踏んだ高原が3着に入った。