好位を確保した小林大がV
初手は、一戸康宏-小林大介、青井賢治、野口裕史-岡本英之、櫻井正孝-伏見俊昭-阪本正和、吉村和之で周回を重ねる。
赤板1コーナーでハナに立った櫻井を、打鐘の3コーナーで野口が叩いて先制。飛び付き策に出た櫻井は、千葉コンビの後ろにいた青井の場所を狙って最終回へ入る。後方の一戸は隊列が短くなったホームから反撃に出るが、バックで野口に合わされて苦しい展開に。小林は一戸が不発と見るや、野口から遅れていた岡本の前に降りて絶好の位置を確保する。懸命に逃げる野口を先頭に4コーナーを回ると、番手から小林が鋭く伸びてゴール。8月高知に続く今年3V目を飾った。野口が2着に逃げ粘り、最終2コーナー手前から踏み込んだ吉村が3着に突っ込んだ。