稲川翔がまくり強襲!!
細切れの決勝戦は稲川翔が制した。稲川は6月にも当所で優勝しており、相性の良さを印象付けた。小原唯志-杉本正隆、庄子信弘、植原琢也-岡田征陽、稲川-金子貴志、野口裕史-渡邉雄太から、青板を過ぎて野口が動き出すと、これを制して稲川が先に動く。誘導を切って合わせて踏み込む小原を、3角で稲川が押さえ込むが、小原は引き切らずに、内から盛り返して再度、前に出る。そこを野口が一気に叩いてきて赤板過ぎに先制。小原が3番手、稲川が5番手に隊形は変わるが、後方から植原が巻き返す。野口がペースを上げると、植原は口が開いた3番手に割り込むも、2センターで小原がまたも内を掬って3番手を奪い返す。これで外に浮いた植原だったが、立て直してまくっていく。迫る植原に、最終2角から渡邉が番手まくりで応戦。両者で激しくモガき合う展開は、稲川に味方した。直線に入り、渡邉が植原を振り切るが、植原を追って仕掛けた稲川が大外を強襲。