室井健が久々のV
室井健一が14年4月宇都宮以来、約5年10カ月ぶりの優勝を果たした。初手は、津村洸次郎-筒井裕哉、久保田泰弘-室井-原誠宏、成田和也-山田敦也、横山尚則-芦澤辰弘で周回を重ねる。
青板の4コーナーから動いた横山が、赤板の1センターで津村を押さえて主導権を握る。8番手になった成田は2コーナーから内に進路を取り、久保田の横まで上昇。久保田は津村の横まで追い上げて最終回へ入る。その後も久保田と津村で併走が続き、2コーナーから外併走の久保田が仕掛けるが、芦澤のけん制で一息。しかし、室井は芦澤をすくって4コーナーを回り、直線で鋭く伸びてVを飾った。2着は津村の後ろから伸びた筒井。3着に原が入った。