力を付けて帰ってきた川口聖
約4カ月間のあっ旋停止から2月に復帰した川口聖二が、一昨年11月玉野以来、約1年4カ月ぶりの優勝を果たした。初手は、金子幸央-佐藤和也、根田空史-松谷秀幸-東龍之介、畑段嵐士-東口善朋、川口-片岡迪之で周回を重ねる。
青板の2センター過ぎから川口が上昇。3番手の根田にフタをした状態で打鐘を迎える。その後も併走が続き、最終ホームから先頭の金子が踏み上げると、併走を嫌った根田は車を下げて、川口が単独で3番手を確保。片岡の後ろに続いた畑段が2コーナー手前から仕掛けると、合わせてバックから川口もまくり出す。2センターで金子を一気に抜き去って、そのまま力強く押し切った。2着は片岡を締めて、川口の仕掛けに乗った畑段。畑段マークの東口が3着に入った。