同県の後輩に前を任せた小松崎大地が昨年12月防府以来の優勝を飾った。初手は、不破将登－坂口晃輔、阿部大樹－渡邉晴智－成田健児、高橋晋也－小松崎－齋藤登志信、藤原憲征で周回を重ねる。
　青板の４コーナーから動いた高橋に合わせて中団の阿部が上昇するが、赤板で高橋と接触して落車。渡邉と坂口も乗り上げて、競走は６名に。北日本ライン３車で出切って、４番手に藤原、５番手に不破、６番手に成田で打鐘を迎える。高橋は徐々にペースを上げていき、隊列に変化のないまま最終回へ。バックを通過しても後方の３車は動けず、絶好の展開で４コーナーを回った小松崎が、きっちり高橋を交わしてゴール。逃げた高橋が２着に粘り、ライン３番手の齋藤が３着。北日本勢で上位独占を決めた。