• 川崎競輪場F1シリーズ5/18〜5/20

SV FⅠ 川崎 05/20

菅田壱が持ち味を発揮

菅田壱道

菅田壱道

 初日は今一つだったセッティングも最終日にはバッチリ。4月高知記念以来の実戦となった菅田壱道が冷静に勝ち切った。
 号砲で菅田が出て、菅田-山崎芳仁-古川尚耶のラインが前受け。以下、南修二、谷口遼平-竹内雄作、簗田一輝-松坂洋平-中村浩士で周回を重ねる。
 赤板ホーム入り口から梁田が上昇を始めるが、これを制して谷口、さらに南も動く。赤板で谷口が前団を押さえ、南がその3番手を確保。4番手が、引いた菅田と梁田で併走となるも、簗田は間髪入れず打鐘前から巻き返しにいく。しかし、谷口は突っ張って地元南関勢を出させない構え。グンとペースを上げた谷口に対し、梁田は竹内の外でへばり付いたまま。最終2角で梁田を見切った松坂が自らまくり発進。バックでまくり切った松坂だが、その後ろには中村を阻んだ南がスイッチし、以下は中村-菅田-山崎…の態勢に。巧みにレースを運んだ菅田は2センターからまくり追い込む。粘る松坂をゴール前で南が捕らえるが、その外を北の2人が一気。山崎の追撃を振り切った菅田が、3月久留米G3に続き今年2V目を飾った。

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