• 豊橋競輪場ナイター5/20〜5/22

SV FⅠ 豊橋 05/22

モノが違った岩本俊

岩本俊介

岩本俊介

 準決で寺崎浩平が落車する大アクシデントがあったシリーズ。決勝は単騎勢も多く、超細切れ戦となったが、仕上がりの良さが際立っていた岩本俊介が上がり10秒9の快速まくりを決めて力の違いを示した。
 号砲で、川越勇星が出て、川越-福田知也の神奈川勢が前受け。以下は、岩本-小埜正義の千葉コンビ、山本伸一、高橋築-小林大介の関東勢、根本哲吏、宮本隼輔で周回を重ねる。
 赤板ホーム入り口で高橋から上昇を始める。高橋は岩本の外まで上がってけん制の後、2コーナーから踏み込んでいき、合わせて踏み出す川越を押さえて打鐘で主導権を奪取。関東両者に続いた根本が3番手を確保し、4番手に川越で、岩本は6番手に。そのまま高橋はペースを上げて先行態勢へと入り、一本棒で最終ホームを通過。2コーナーから川越がまくりに行くと、3番手から根本も踏み出してまくり合戦となる。この動きを見ながら、岩本はバック過ぎから仕掛ける。全くスピードが違った岩本は、モツれる前団を2センターであっさり飲み込んでしまった。小埜は岩本に離れ気味で、追走を福田に阻まれる。後続を千切った岩本は1月平以来の今年2V目をゲット。離れた2着争いは小埜に踏み勝った福田。

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