寺崎浩がS級4V目
寺崎浩平が怪我明けの不安を一蹴。来月に控えたサマーナイトフェスティバルへも弾みを付ける優勝で人気に応えた。
号砲で、寺崎から出て堂々の前受け。寺崎-川村晃司-筒井裕哉、川口聖二-笠松信幸-伊藤正樹、南潤-伊藤成紀-北野武史となって周回を重ねる。
青板2センターから南が動く。南は赤板過ぎに寺崎を押さえて先手を奪う。寺崎は引いて7番手に。早速、南、川口は中バンクを走って寺崎をけん制するが、寺崎は打鐘から金網スレスレのコースを強引に踏んで巻き返す。川口の反応が遅れたのを見逃さなかった寺崎はすかさず中団に割り込んで、踏み出しで離れた川村の上昇を待つ。川村が最終ホームで番手に追い上げてきたのを確認すると一気にスパート。2コーナーであっさり南をねじ伏せた寺崎を、離されながら川村が懸命に追う。快調に飛ばす寺崎に、スピードに乗った川村が猛然と詰め寄ったが、寺崎が押し切った。