今月から７車立ての新概定がスタート。初の７車立てＦ１戦は大槻寛徳が制した。
　２分戦で、雨谷一樹がスタート争いを制して、雨谷－木暮安由－小林大介の関東勢が前団を占める。藤根俊貴－木村弘－大槻－成田和也の北勢は後攻めに。藤根は青板２センターから上昇を開始。赤板経過と同時に雨谷を叩いて先手を奪う。雨谷が無理せず引いて、ラインの前後が入れ替わっての一本棒となると、打鐘手前から藤根はスパート。タイミングを図った雨谷は最終２コーナーからまくるが、藤根との車間を切って待ち構えていた木村は合わせてバックで番手発進。雨谷は大槻の外まで上がるのが一杯で３コーナーで後退し、木暮も共倒れに終わる。直線に入り、地元でＳ級初Ｖをと木村が懸命に押し切りを目指したが、ゴール前で大槻がズブリ。６月平塚に続き今年２Ｖ目を飾った。