• 静岡競輪場F1シリーズ7/10〜7/12

SV FⅠ 静岡 07/12

渡邉晴が感無量の地元V

渡邉晴智

渡邉晴智

 地元の重鎮・渡邉晴智が3日間の堀内俊介との連係を実らせ、18年3月京王閣以来となるVを飾った。
 号砲で武井大介が出て、染谷幸喜-武井の千葉勢が前受け。南関別線の堀内-渡邉が中団を占め、眞杉匠-黒沢征治-三好恵一郎と自力型3人で並んだ関東勢が後攻めとなる。赤板周回を迎えると、眞杉がスパート。しかし、先に誘導を切っていた染谷も全力で踏み込んで突っ張る。それでも2コーナーでは眞杉が出切るが、黒沢は連結を外してしまい、千葉コンビが後位にハマる形に。察知した眞杉がすかさず流すと、黒沢-三好で追い上げてくるが、眞杉の後輪に差し込んでいた染谷は引かず、打鐘からは眞杉、染谷で激しくモガき合う形に。武井が外に浮いた黒沢を捌いて最終1コーナーで染谷を迎え入れるが、そこに後方で脚を溜めていた堀内がホームまくりで襲い掛かる。グングンと加速していった堀内は3コーナーで眞杉を捕らえて先頭に。渡邉がピッタリと続く。直線に入ると3番手以下は離れてしまい、堀内と渡邉のマッチレース。全力で抜きにかかった渡邉がゴール寸前で堀内を差し切った。

ページトップへ