• 福井競輪場F1シリーズ7/9〜7/11

SV FⅠ 福井 07/11

藤井栄が逃げ切りV

藤井栄二

藤井栄二

 藤井栄二が会心の逃げ切りで15年2月大宮以来、2度目のS級優勝を飾った。
 単騎の選手が多く、元砂勇雪-畑段嵐士、近藤龍徳、藤井-村田雅一、柿澤大貴、小笹隼人での周回。隊列に変化ないまま赤板周回に入り、藤井が前との車間を切って仕掛ける態勢を整えていくと、元砂も誘導との車間を切って静かに戦端が開かれる。藤井が動いたのは1センターから。合わせて踏む元砂を打鐘前に叩いて藤井が主導権を握る。初手の並び通り、兵庫コンビには柿澤が続き、4番手に引いた元砂、6番手に近藤、そして最後方が小笹へと変わる。藤井がペースに入れていく中、赤板入り口で小笹が一気にスパート。小笹は好スピードで藤井を襲うが、1センターで村田のブロックを受けて止まる。2コーナーで今度は元砂がまくりかけると、これを制して柿澤が先まくり。しかし、柿澤も3コーーナーから執拗な村田のけん制を受けて前に出られない。モツれた態勢のまま直線に入り、藤井が堂々の押し切り。2着も仕事をした村田が確保し、3着には柿澤に乗る態勢に切り替え、外を伸びた元砂が入る。

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