• 和歌山競輪場F1シリーズ7/13〜7/15

SV FⅠ 和歌山 07/15

古性優が貫禄の3連覇

古性優作

古性優作

 F1戦では別格の存在感。古性優作が、昇級初戦で決勝に乗った新星・福永大智を好操縦から、最後は自力を出して3連勝を飾った。
 号砲で藤田勝也が出て、小森貴大-石塚輪太郎-藤田のラインが前受け。中団はややけん制があったが、野口裕史-近藤保の千葉コンビとなり、福永-古性の大阪勢が後攻め。青板バックで早くも福永が動き出すと、野口は車を外に持ち出して合わせる構え。福永を横に見ながら野口は赤板ホーム入り口でスパート。赤板過ぎに先頭に立った野口を、福永は2コーナーから全力で踏み込んで叩きに行く。結局、野口を叩き切った福永が打鐘から先行勝負。野口は3番手に引き、小森が5番手となっての一本棒で最終ホームを迎えたところで小森が反撃に出る。小森は好スピードで前団へと上がっていくが、この動きを見ていた古性は強烈ブロックをお見舞いしてからバックで番手発進。小森は古性の後位にはまり込むも一杯。3コーナーで自力に転じた石塚-藤田の地元勢が古性を追うが、振り切った古性がF1戦3連覇を決めた。

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