大外を強襲した地元の佐々木則幸が、一昨年１月高松以来の優勝をゲットした。初手は、鈴木謙太郎－池田勇人、小川丈太－山中貴雄－佐々木、上田尭弥－山田庸平で周回を重ねる。
　赤板の３コーナーから上田が上昇。中団の小川にフタをしてから、最終ホームで鈴木を叩いて主導権を握る。すかさず反撃に出た小川だったが、２コーナー手前から仕掛けた鈴木に合わされて後退。上田と鈴木でモガき合った状態でバック線を通過すると、関東ラインに切り替えた山中の後ろから佐々木が自ら踏み出して、直線で大外を一気に伸びて突き抜けた。