強烈カマシを決めて根田空
根田空史のパワーが炸裂。上がり11秒3で逃げ切って、8月弥彦に続く今年2V目を挙げた。
号砲で迷わず笠松信幸が出て、根田-笠松の即席ラインが前受け。中団に山田久徳-椎木尾拓哉の近畿勢、吉田茂生-山口泰生-原真司の岐阜トリオが後攻めで周回を重ねる。赤板ホーム入り口で吉田が上昇。1コーナーで前団を押さえた岐阜勢に、近畿コンビも切り替えて、根田は6番手に。吉田は一旦流して打鐘を過ぎて徐々にペースに入れていくが、3コーナーから根田が強烈なカマシで襲い掛かる。2センターでの山田のけん制も乗り越えて根田はグングンと加速し、最終ホーム手前で吉田をねじ伏せる。叩かれた吉田は、根田-笠松に見る間に引き離されて勝負あり。すぐさままくりに行った山田も、諦めずに踏み続ける吉田に合わされて不発。このまま直線に入り、根田と笠松の一騎打ちから、根田が押し切った。