佐藤幸が完全Vを達成
決勝は、松川高大の番手と恵まれた佐藤が完全V。佐藤のS級優勝は18年11月青森以来で、通算4度目となる。
西岡拓朗がスタート争いを制すると、伊藤颯馬-小岩哲也の南九州勢を前に入れて、伊藤-小岩、木村幸希-西岡、松川-佐藤-荒井崇博で周回。青板経過と同時に松川が上昇を始め、2コーナーで前団に並び掛ける。松川はそのまま2センターで誘導を切って主導権を奪取。伊藤は下げるが、6番手までは引き切らず4番手で木村と併走する。松川はこの中団の取り合いを見ながら冷静に流して打鐘からペースアップ。中団の取り合いは決着が付かないまま、最終2コーナーで外併走から木村がまくる。しかし、2センターで佐藤のけん制を受けると木村は不発に終わり、伊藤も出番なし。結局、松川を先頭に直線に戻り、その後位から佐藤、荒井で抜け出した。松川は粘れず、3着は内を突いて伸びた小岩。