神奈川コンビが連独占
ベテラン神奈川コンビが上位を独占。47歳の白戸淳太郎が18年12月宇都宮以来、約2年ぶりのVを飾った。
藤根俊貴-稲村成浩のラインが前受け。桐山敬太郎-白戸の神奈川コンビが中団で、南関別線で野口裕史-武井大介-海老根恵太の千葉勢が後攻めとなって周回を重ねる。青板手前で前との車間を切り始めた野口はバックから前団を叩きに行く。合わせて踏み出す藤根を押さえ込んで野口が先制かに、内を踏んで盛り返した藤根は野口を突っ張る。赤板前から激しいモガき合いとなるが、1センターで野口に踏み勝った藤根が主導権を譲らなかった。武井は3番手に降り、その後位に神奈川コンビ、海老根は6番手と隊形が変わる。それでも外を粘り強く踏み続けた野口だったが、最終1コーナーで力尽きて後退していく。1センターで桐山がまくりに行くと、これを制して2コーナーから武井が先にまくる。3コーナーで藤根をねじ伏せた武井が先頭に立つが、その上を桐山がさらにまくって直線へ。番手で脚を溜めた白戸がゴール前で抜け出した。