和田圭が新春開催を完全V
北勢が5名も勝ち上がっては戦う前から勝負は付いていたようなもの。竹内智彦だけが別で単騎戦を選択したが、4車で結束したラインから3番手を回った和田圭がV奪取。和田の優勝は10月立川以来となる。
号砲でスタート争いとなるが、1枠だった小松崎大地が中村浩士を制して正攻法の位置を確保し、藤根俊貴-小松崎-和田-阿部力也のラインが前団を占める。5番手に竹内で、鈴木裕-中村は6、7番手。こうなっては千葉コンビは苦しい。赤板ホーム入り口から鈴木が上がるも、赤板過ぎで誘導を切って藤根は突っ張る構え。鈴木は諦めて6番手に戻っていく。先手を握った藤根は冷静に流した後、打鐘あたりからスパート。飛ばす藤根の前に、タテ長の隊形となって最終ホームを通過。2コーナーで大きく空いた車間を詰め切った鈴木がまくりにいったものの、小松崎に3コーナーで番手まくりで応戦されて万事休す。小松崎、和田、阿部の順で直線に戻ってきて、ホームの21年開幕戦をVで飾らんと必死に粘る小松崎を、寸前で和田が逆転。