吉澤純が貫禄の新春V
年またぎ4日制の新春開催。予選2でバンクレコードタイの10秒8のタイムを叩き出した吉澤純平が決勝は番手戦できっちり勝機をモノにした。
号砲で最内枠の梁田一輝が出て、望月一成-梁田-岡村潤の地元勢が前受け。その後位を狙った渡邉一成を入れずに、佐々木悠葵-吉澤-芦澤辰弘の関東勢が4番手以下を占め、単騎の渡邉は最後方に下がって周回を重ねる。赤板前2センターで誘導との車間を切って待ち構える望月に対し、佐々木は慌てず1センターから仕掛ける。合わせて望月も踏み込むが、スーパーダッシュを誇る佐々木は打鐘前に望月を叩いて先制。望月は2センターで4番手まで下げた後、最終ホームから反撃に出る。しかし、1センターで吉澤のブロックを受けると不発に。今度は望月を捨てて4番手に降りた梁田が2コーナーからまくりに転じて関東勢を襲う。この動きを見た吉澤は引き付けて3コーナー番手まくりで応戦。芦澤は全く反応できず、吉澤後位には追い上げる格好で梁田がハマる。直線に入り、簗田は懸命に追い込みに懸かるが、寄せ付けず吉澤がVを奪った。