• 四日市競輪場ナイター1/5〜1/7

SV FⅠ 四日市 01/07

北津留翼が若手の挑戦を退ける

北津留翼

北津留翼

 北津留翼、野原雅也、山口拳矢。今が旬な機動型の激突は非常に見応えのあるものとなった。優勝したのは林大悟の先行を利した北津留。これで年をまたいでF1戦は4連覇。新年を迎えても快進撃は止まらない。
 号砲で近畿コンビが出て、中団位置は坂口晃輔が確保。野原-三谷政史、山口-坂口、林-北津留、門田凌で初手の並びは決まる。淡々とした周回から赤板を迎えてレースが一気に動き出す。林が上昇を始めるとこれに山口が合わせてけん制。野原も誘導を切ってペースを上げる。外バンクを走行とする形となった林だが2コーナーからスパート。打鐘前に出切った九州勢の後位は機敏に動いた山口が奪うが坂口は続けず、4番手には門田を制した野原が入る。坂口は5番手に。林は快調に飛ばしていって最終ホームは一本棒で通過し、2コーナーから山口がまくる。この動きを察知していた北津留も番手まくりで応戦。両者で車体を併せての激しいモガき合いは2センターで北津留が山口を振り切って先頭で直線へ。今度は一杯となった山口の内のコースを突いて野原が襲いかかり、最後は北津留と野原でハンドル投げの勝負に。8分の1車輪差で北津留が押し切っていた。3着は野原に続いた坂口。

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