• 小倉競輪場ナイター1/20〜1/22

SV FⅠ 小倉 01/22

町田太が逃げ切り初Ⅴ

町田太我

町田太我

 同期の寺崎浩平、山口拳矢らとともに新世代のスター候補として注目を集める町田太我が特進5場所目(補充の1走を除く)にして待望のS級初優勝を飾った。しかも、バリバリのトップレーサーである山田英明の必殺中団まくりをしのいでのことだから価値が高い。
 レースは、1番車の山田を制して外枠の町田が正攻法の位置を取る。山下一輝が続いて中国ライン、以下は山田-荒井崇博の佐賀コンビ、大石剣士-大槻寛徳-永澤剛の東勢で周回を重ねた。赤板で大石が前団を切って先頭に立つが、2コーナーで踏み込んだ山田が大石を押さえ込む。その上を打鐘3コーナーから町田は一気にカマす。最終ホーム手前で中国コンビが出切って、3番手に山田。タテ長の隊形の5番手に置かれた大石は2コーナーで反撃に出るも、全く車が進まず不発に。今度は車間を詰めての3コーナーまくり追い込みで山田が町田を捕まえにかかる。しかし、上がりタイム11秒3と直線に入ってもスピードが落ちなかった町田は、山田の懸命の追撃も許さず堂々逃げ切った。

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