• 名古屋競輪場F1シリーズ2/1〜2/3

SV FⅠ 名古屋 02/03

山賀雅が久々のV奪取

山賀雅仁

山賀雅仁

 岩本俊介が先行する展開。番手絶好の山賀雅仁が抜け出して、18年12月松阪以来となる久々のVを飾った。
 最初のスタートでアクシデントがあったが、すぐに再発走して、成田和也が正攻法の位置を確保。河村雅章-成田、岩本-山賀-成清貴之、稲毛健太-椎木尾拓哉で並びは落ち着いた。青板バックから動いた稲毛が赤板とほぼ同時に誘導を交わして前に出る。その上を岩本がすかさず叩いて打鐘で主導権を奪取。河村は遅れて4番手に収まった稲毛は、最終ホーム入り口から反撃に出る。だが、察知した岩本は一気にペースアップ。稲毛は3番手の外まで上がっただけで2コーナーでは後退。踏み合った前団を、バック手前から詰めて河村がまくりで襲う。好回転で上がってきた河村を山賀が2センターでけん制。河村は車が外に流れ、千葉ペースのまま直線に入り、ゴール前でしっかり岩本を交わして山賀がV。2着は粘る岩本と、立て直して外を強襲の河村で同着となった。

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