• 関東カップ・報知新聞社杯3/1〜3/3

SV FⅠ 取手 03/03

芦澤辰が地元戦を制す

芦澤辰弘

芦澤辰弘

 地元の芦澤辰弘が最後はきっちり。準決では抜けなかった長島大介をゴール寸前で交わして、昨年8月川崎以来のVを飾った。
 号砲で単騎の渡邉一成も出るが、これを制して1番車の長島が正攻法の位置に入る。長島-芦澤、渡邉、小川真太郎-宮本隼輔、瓜生崇智-田中誠で周回。赤板から瓜生、小川の順で押さえた上を、長島が打鐘で叩いて先制。すぐさま瓜生が栃茨勢後位に追い上げ、叩かれた小川は芦澤の内で粘りかけたが引いて、3番手がイン小川、アウト瓜生で取り合いに。これを見ながら長島は最終ホームあたりからペースを上げて駆け出していく。対し、最後方で様子を見ていた渡邉が2コーナーからまくり出て、瓜生を強引にドカしながらバックで小川もまくる。さらに小川との連結を外して最後方まで下がった宮本も3コーナーからまくりに転じる。しかし、まくったいずれの選手も一息。長島と芦澤の一騎打ちとなり、ギリギリで芦澤が差し切りV。まくった3選手では、大外を強襲の宮本の3着が最高だった。

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