勝機を逃さず成田和
逃げる真船圭一郎を最大限ガードしながら成田和也がV。成田の優勝は18年5月平以来で、実に約3年ぶりのこととなる。
成田がSを取り、真船-成田-和田圭、南修二、勝瀬卓也、竹澤浩司-柴崎俊光での周回。青板を過ぎたところで竹澤が動く。上がってくる竹澤に対し、真船も車を外に持ち出して突っ張る構え。バックで誘導を交わした真船が主導権を譲らず、竹澤は6番手に戻っていく。真船は冷静にそこから流しに流して打鐘手前からペースアップ。巻き返そうとしていた竹澤だが、スピードが上がってしまって仕掛けられず。一本棒から最終1センターで車間を詰めて南がまくりにいくも、引き付けた成田の再三のけん制で3番手の外までしか上がれない。そのまま直線に入り、粘る真船をゴール寸前で成田が差し切った。3着も和田で北勢が上位を独占。