• 松山競輪場ナイター3/17〜3/19

SV FⅠ 松山 03/19

勝負所を逃さず太田竜が完勝

太田竜馬

太田竜馬

 格が違う太田竜馬が堂々の逃げ切りで今年初Vを飾った。
 号砲で太田が出て、太田-山中貴雄-池田憲昭の四国勢が前受け。中団に谷口遼平-三谷政史の中近勢で、岩谷拓磨-小川勇介の福岡同門コンビが後攻めとなって周回を重ねる。赤板ホーム入り口から岩谷が上昇を開始。誘導を切って待ち構える太田を1センターで押さえて岩谷が前に出る。中団が谷口と太田で併走となるが、岩谷が中バンクを走って流しているのを見逃さず太田が打鐘でインを掬う。すぐに岩谷は内に降りてコースを締めたものの、前輪が僅かにかかってた太田はためらうことなく内から岩谷を交わして先頭に立ち、山中も続く。岩谷が2車だけ出させた2センターで谷口が巻き返しに出る。しかし、太田がペースを上げると、出切れないと判断したか谷口は3番手に割り込んで、岩谷は4番手となって最終ホームを通過。ここからはライン2車になっても緩めず踏んでいった太田のペースで、谷口も岩谷も全く動けない。そのまま太田が押し切ってⅤ。2着に山中、直線入り口から踏み込んだ谷口も前の2人には迫るには至らず3着と、態勢変らずゴールした。

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