• 川崎競輪場ナイター5/12〜5/14

SV FⅠ 川崎 05/14

勝機を逃さず黒沢征が連覇

黒沢征治

黒沢征治

 実力断然で1強状態だった5月函館と同様、黒沢征治が絶好のV機を逃がさず連覇を達成。次走の取手を経て、勢いを保ったまま高松宮記念杯に乗り込む。
 号砲で河野通孝が飛び出して、植原琢也-黒沢-河野の関東勢が前受け。中団に山賀雅仁-白戸淳太郎の南関勢で、箱田優樹-佐伯翔の北勢が後攻めとなって周回を重ねる。青板2センターから箱田が上昇。誘導を切って合せて踏み出した植原だったが、1コーナーで北の2人を出させてまずは3番手を確保する。後方となった山賀の動きを警戒しつつ、植原は2コーナーから巻き返す。打鐘3コーナーでは関東3車が出切って4番手が併走に。山賀は箱田をキメながら3番手の内まで入ってくるが、今度は河野が山賀をキメて3番手を死守。その一方で、黒沢は逃げる植原との車間を大きく切って徹底ガードに出る。後続からの反撃は全くなく、2センターに入ったところで黒沢は一気に踏み込んでいく。車間があまりに開いていたため、直線入り口ではそのまま植原の逃げ切りもといった態勢だったが、さすがにゴール前で黒沢は植原を抜き去ってV。2着に植原、3着に河野できっちり関東上位独占が決まった。

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