• 小倉競輪場ナイター5/15〜5/17

SV FⅠ 小倉 05/17

根田空のまくりが届く

根田空史

根田空史

 準決を最後方からの単騎まくりで圧勝した根田空史が、決勝もまくり勝負で森田優弥らをねじ伏せた。根田の優勝は昨年9月和歌山以来で、今年初となる。
 号砲で森田を制して阿竹智史が正攻法の位置を確保。取鳥雄吾-筒井敦史-阿竹の瀬戸内勢の前受けで、以下は森田-佐々木雄一、根田-小林則之となって周回を重ねる。青板3コーナーから根田が上昇を開始。赤板過ぎに誘導を交わして根田が先頭に立つが、追って上がってきた森田が2コーナーから仕掛けて打鐘前から先行勝負に出る。森田は中バンクを走行して後続をけん制の後、最終ホーム入り口でスパート。ほぼ同時に5番手から取鳥も仕掛けるが、森田とスピードが合ってしまい外に浮いてしまう。取鳥を捨てて筒井、阿竹は口が空いた3、4番手に割り込む。一方、5番手となった根田はバック手前からまくって出る。好スピードで上がってくる根田をけん制するように佐々木が車を外した2センターで筒井が内を掬う。逃げる森田に筒井が迫って直線に入るが、その外を根田のまくりが襲う。根田が1着でゴールし、2着に筒井、森田は3着だった。

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