• 西武園競輪場F1シリーズ7/26〜7/28

SV FⅠ 西武園 07/28

吉澤純が番手有利に

吉澤純平

吉澤純平

 関東勢の連係がピタリと決まって、番手の吉澤純平が人気に応える今年3V目を飾った。
 号砲で内枠の2人が飛び出し、渡邉一成が正攻法の位置を確保。和田圭が続き、中団に長島大介-吉澤純平-宿口陽一の関東勢、和田真久留-和田健太郎の南関勢が後攻めとなって周回を重ねる。青板2センターから和田真が上昇。一旦、中団の関東勢の外で止まってけん制する素振りを見せた後、2コーナーで前団を押さえる。この上をすかさず長島が叩いて打鐘過ぎから主導権を握った。引いた和田真が4番手で、渡邉は6番手で最終ホーム。フカす長島の前にややタテ長の隊列となるが、詰めた渡邉が和田真より先に2コーナー入り口からまくり、これに合わせて和田健も踏み出す。だが、長島との車間を切って待ち構えていた吉澤は余裕を持って引き付け、一度外に車を振ってから直線入り口で長島を交わして抜け出す。渡邊は不発で、2センターで空いた内に突っ込んだ和田真も伸び切れない。そのまま宿口を従えた吉澤が先頭でゴールした。

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