渡邉一に期待も激戦

渡邉一成
好メンバーがそろったが、7車立てに一番合っていそうなのは渡邉一成だ。自粛明けの5月全プロ記念から動きも良さそうだし、ここはダッシュを生かした仕掛けで優勝争いをリードする。伏見俊昭、和田圭と北日本勢は追い込み陣も充実している。伏見は展開でまくりも出すなどタテ脚好調。和田圭は高い競走得点もそうだが、当所では記念優勝の実績がある点も見逃せない。
関東勢の主力は全員が自力を持っている。中心は吉澤純平、長島大介の茨栃コンビで、吉澤は今年F1戦で2Vと勝負強さもある。さらに黒沢征治、宿口陽一の地元、埼玉コンビ。完全復活を遂げた鈴木庸之とそろって、いずれも優勝を狙える自力型ばかりだ。
南関勢は和田真久留のスピードに期待だ。前半戦は振るわなかったが、7車立ならスピードを生かせる。和田健太郎も自慢のキメ脚で優勝を争うひとりだ。