• 小田原競輪場F1シリーズ10/12〜10/14

SV FⅠ 小田原 10/14

鈴木竜が持ち味を発揮

鈴木竜士

鈴木竜士

 鈴木竜士が持ち味の自在性を存分に発揮して5月広島以来の今年2V目を3連勝で達成。次走は移籍後、初めてのホーム記念となる京王閣記念だけにいい弾みとなった。
 小嶋敬二-近藤龍徳の中部コンビが正攻法の位置を確保。以下は鈴木-藤原憲征、飯野祐太-小野大介、菊池竣太朗で周回を重ねる。青板2コーナーで飯野が動きだす。3コーナーで押さえ切った福島コンビの後ろには菊池がそのまま続くが、飯野の上昇に合わせて踏み出した鈴木と並走に。しかし、鈴木はすぐに4番手に下げて一本棒。鈴木は波を作ったり、前との車間を切ったりで、後方の小嶋の巻き返しを封じる。結局、動きのないまま打鐘を聞いて飯野がペースアップ。これに対し、最終ホームで単騎の菊池が先に仕掛ける。2コーナーで先頭に立った菊地を追って鈴木もまくりに行く。3コーナーで鈴木は菊池に追い付き、直線では押し切りを図る菊地と、鈴木-藤原の3者でのV争いに絞られた。菊地も粘りは良くS級初優勝へあと一歩だったが、ゴール寸前で鈴木が捕らえた。

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