• 伊東競輪場F1シリーズ9/9〜9/11

SV FⅠ 伊東 09/11

番手有利に松谷秀

松谷秀幸

松谷秀幸

 予想外のすんなりした流れで、南関ラインの番手を回った松谷秀幸が今年3V目を決めた。
 根田空史の先行一車のメンバーで、南関勢は4車で結束。それでは出番がないと阿部力也が番手勝負を宣言していた。小原太樹のS取りで始まったレースは、正攻法の位置に根田が入り、その後ろはインが松谷-小原-松坂英司の神奈川勢、アウトが阿部-齋藤登志信の宮城コンビに、単騎の神山雄一郎が続いて初手から2列併走での周回になった。赤板周回に入り、根田が徐々に誘導との車間を切って後続の出方を窺う中、赤板と同時に神山が動いて根田の番手に追い上げる。アンコになった阿部が3番手の外に下がる一方、今度は齋藤が動いて2コーナーでイン切り。神山、阿部がすかさず続き根田は内に詰まりかけたが…。齋藤の後輪に前輪が残っていたのを突き、根田は齋藤のインを抜けて打鐘3コーナーから再び先頭に立つ。これに松谷-小原まで続いて勝負あり。根田の先行ペースの前に一本棒の隊形が崩れないまま直線へ。粘る根田を、松谷がゴール寸前で捕らえた。

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